ビタミンC

Vitamin C（英）

栽培・醸造用語

ビタミンCというと、美容目的で使われるイメージが強いが、別名「L-アスコルビン酸」と呼ばれ、日本でも公に認められている食品添加物である。

ワインに添加する目的は、ビタミンCの持つ「抗酸化作用」を利用し、ワインの酸化を防止することで、長年、ワインの酸化防止剤として使用されている「亜硫酸塩」とともに併用されることが増えている。

ワインの裏ラベルには「酸化防止剤（ビタミンC）」、「酸化防止剤（V.C）」等で表示されている。

ワンポイント！

化学的な理由でビタミンC単体では酸化防止効果は十分ではなく、必ず亜硫酸塩とともに添加する必要がある、とのこと。 しかし、ビタミンCを併用することで本来添加が必要とされる亜硫酸塩の量を少なくすることができるそうだ。

• 別名

  アスコルビン酸,L-アスコルビン酸

• 類似表現

  ビタミン

• 関連ワード

  酸化防止剤、亜硫酸塩、酸化

• 更新日

  2022-10-24

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