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ジュヴレ・シャンベルタン
Geverey-Chambertin(仏)
ワインの産地・名前 -
フランス、ブルゴーニュ地方のコート・ド・ニュイで最大の面積をもち、最多9つの特級畑をもつ代表的な村。A.O.C.は北に隣接するブロション村の一部を含む。特級畑は標高260m~300mの東向きの斜面に並び、一級畑がそのすぐ下や、背斜面の上方の斜面に広がる。村名畑は特級畑、一級畑の斜面下方に広がる。参考までに特級畑は9つ。シャンベルタン、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ、シャルム・シャンベルタン、マゾワイエール・シャンベルタン、シャペル・シャンベルタン、グリオット・シャンベルタン、ラトリシエール・シャンベルタン、マジ・シャンベルタン、リュショット・シャンベルタン。
【使用品種:ピノ・ノワール】
【タイプ:赤のみ】
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ワンポイント!
昔は単にジュヴレ村と呼ばれていたが、ナポレオンがこよなく愛した特級畑「シャンベルタン」を擁することからジュヴレ・シャンベルタンとされた。ワイン業界では「ジュヴシャン」「ジュヴレ」などと略されて呼ばれることが多い。力強い味わいのジュヴレ・シャンベルタンのワインを「男性的」、繊細で美しい味わいのシャンボール・ミュジニィを「女性的」と比較表現することがしばしばある。あながち間違いではないが、必ずそうとも限らないので注意が必要。
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類似表現
ジュヴシャン,ジュブシャン,ジュヴレ
関連ワード
フランス、ブルゴーニュ、コート・ド・ニュイ、シャンベルタン
更新日
2022-09-26