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ボンヌ・マール
Bonnes-Mares(仏)
ワインの産地・名前 -
フランス、ブルゴーニュ地方のモレ・サン・ドニ村とシャンボル・ミュジニー村にまたがって位置する特級畑。 産出されるワインはシャンボル・ミュジニー側で生産されるものがほとんど。リッチでオイリー。ボディがありたくましく、骨組がしっかりしたストラクチャーのワイン。フローラルというよりコクがあり、ときには少々野性的。長熟に向き30年から50年寝かせられる。愛好家はモレ・サン・ドニ側の畑とシャンボル・ミュジニー側のニュアンスの違いを語り合う。実際はどちらも、まろやかでエレガント、同じくらい力強いがタンニンはそれほど強くない。
標高270?300mに位置し、東向きの緩やかな斜面となっている。石灰岩と白い泥灰岩の母岩に、粘土質とケイ酸質の土壌が広がる。
【使用品種:ピノ・ノワール】 【タイプ:赤のみ】
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ワンポイント!
☆15.06haのうち、13.54haがシャンボル・ミュジニー側。モレ・サン・ドニ側は1.52ha ☆1936年12月8日 にグラン・クリュに認定 ☆この畑は中世初期からこの名で知られていた。語源は、おそらく丁寧に耕すという意味の古仏語の marer。古代の母神像deesses-meresからという説もあるが疑わしい。
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関連ワード
ブルゴーニュ、コート・ド・ニュイ、モレ・サン・ドニ、シャンボル・ミュジニー、グラン・クリュ
参考
http://www.bourgogne-wines.jp/our-wines-our-terroir/all-bourgogne-wines/clos-de-la-roche,2640,9884.html?&args=Y29tcF9pZD0xNzk4JmFjdGlvbj12aWV3RmljaGUmaWQ9Njg4Jnw%3D
更新日
2020-06-01