-
フェーダーシュピール
Federspiel(独)
ワインの産地・名前 -
オーストリア、ヴァッハウ地方の独自の品質分類で、酸とミネラルのバランスが良く、程よく力があり、キャラクターのはっきりとした、基本となるスタイルの白ワインのカテゴリー。
フェーダーシュピールを直訳すると、Feder(フェーダー)(=羽)+Spiel(シュピール)(=遊び)で、鷹狩りがさかんであった時代に、鷹を呼び戻す為に使っていた道具で、紐の先に鳥の羽で作ったこの道具付け、投げて使っていたよう。ヴァッハウで行われていた気品ある鷹狩りが、このエレガントなクラスのワインに合う、という事で名が付いた。オーストリア国内のワイン法で区分すると、『カビネット』のランクに属する。
KMW糖度は17~18.2度要。アルコール度数は11.5~12.5度。
-
ワンポイント!
協会自身も言っているが、こういうふんわりした概念でのワインの品質分類は、世界的にも例を見ない。 残念ながら、ヴァッハウの協会のHPにも、鷹の写真しか掲載されていないので、この道具はネットで探してみてください。
-
別名
鷹狩りの道具
類似表現
フェーダーシュペール,フェーダー・シュピール
関連ワード
ヴァッハウ、シュタインフェーダー、スマラクト
更新日
2022-10-31