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イタリア トスカーナ
カステッリ・デル・グレヴェペーザ
キアンティ・クラッシコ最大のエキスパート集団が造る極上のワイン!
- Via Gabbiano 34(Ponte di Gabbiano) 50026 - San Casciano in Val di Pesa / Firenze, ITALY
トスカーナの伝統を守る、キアンティ・クラッシコ
フィレンツェから南へ25kmほど下ったところにあるカステッリ・デル・グレヴェペーザ。1965年に創設者のグアルティエロ・アルマンド・ヌンツィ氏がトスカーナの18の生産者を率いて設立した協同組合です。キアンティ・クラッシコ地区に点在しているブドウ栽培家たちを取りまとめ、高品質なワインを造ることに重きを置いてきました。伝統的なキアンティ・クラッシコを造る事に重きを置いておりサンジョヴェーゼに拘り、国際品種の使用や、樽の使用による樽香を抑えたピュアな果実味が楽しめる古くからの伝統的なワイン造りを行っています。
キアンティ・クラッシコ最大規模の生産者
カステッリ・デル・グレヴェペーザにはキアンティ・クラッシコを中心に現在、約160の生産者が集まっておりキアンティ・クラッシコの生産者としては最大規模の造り手です。畑は350ha以上あり、年間で100万本以上のワインが造られています。多くのワインを造っていますが品質の高さは圧倒的で、審査を通り組合に登録されたメンバーがつくったぶどうは収穫後ワイナリーに集められ、醸造設備を共有してワインを造っています。組合のメンバーの畑はキアンティ・クラッシコの丘陵地に点在していますが、何年にも亘る経験や研究の結果、優れた畑や、高品質のブドウが造られる地区が特定されており単一畑の商品のワインなどもリリースしています。
グレヴェペーザのトレードマーク
写真:アヤメの花
ワイナリーのロゴにもなっているトレードマークは「アヤメ」です。トスカーナでは古くからジャッジョーロ(Giaggiolo)と呼ばれています。キアンティ・クラッシコ地区を中心に自生している花でトスカーナの州都、フィレンツェのシンボルでもあり、中世の時代から人々に親しまれてきました。伝統や品質を守るグレヴェペーザのワインはフィレンツェの伝統、文化への強い結びつきがあることからワイナリーのロゴに選んでいます。
ローマ教皇も親しんだワイン
写真:クレメンテ・セッテシリーズ
グレヴェペーザのクレメンテ・セッテシリーズに描かれている男性はメディチ家出身の教皇、ジュリオ・デ・メディチです。1478年にフィレンツェで生まれ、後にフィレンツェの大司教、そして枢機卿となる人物で経験のある政治家で流転の人生を送った人物としても知られています。ジュリオ・デ・メディチはフィレンツェから約25km離れたキアンティ・クラッシコの心臓部、サン・カシャーノ・イン・ヴァル・ディ・ペーザにある教会、ピエーヴェ・ディ・カンポリ(Pieve di Campoli)の司祭も務めていました。ここはブドウ畑とオリーブ畑に囲まれていてワインが有名で、フィレンツェの司教が過ごす人気の場所でした。カステッリ・デル・グレヴェペーザのキアンティ・クラッシコ クレメンテ・セッテはピエーヴェ・ディ・カンポリにある畑のブドウを使っており、クレメンテ7世の功績を讃えると共に品質の確かさを表すために彼の名前が付けられています。
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