ワインの基礎知識
目次
『ワイン』というと、まだまだハードルを高く感じる、というか、「ややこしいんでしょ?」と、難しいイメージをお持ちの方も多いと思います。ここでは、そんな方に、ちょっと知っておくだけでワインが楽しくなる、そんな情報をまとめてみたいと思います。
8.こうして日本にやってくる
ワインはどうやって運ばれてくるのでしょうか?
輸送方法
ワインが日本に輸入されるときは、ワイナリーからトラック輸送+港、空港から船or飛行機です。輸送コストの高い飛行機はボージョレ・ヌーヴォや緊急輸入用にしか使われませんので、基本は海路です。海運用のコンテナには2種類あり、『リーファー』と『ドライ』という選択肢があります。『リーファー』というのはワインに適した定温に管理されたコンテナ、『ドライ』というのは温度管理されていないコンテナです。
ワイン関係の組織として色んな名称がありますが、順番に見て行きますと、ワインの造り手ですが、国や形態によって、『ワイナリー』『エステート』『シャトー』『ドメーヌ』『ボデガ』と、様々な呼ばれ方があります。
生産者から直接日本に入ってくる事もありますが、基本はそこから仲買人の様な、中間業者が存在する事もあり、それらは『ネゴシアン』『エージェント』等と呼ばれたりします。
そして、選定し、ワインを輸入する業者が『インポーター』で、そこから酒販店、レストラン、消費者の元へと渡っていきます。インポーターによって得意とするワインの分野がある場合もありますし、好みのインポーターを見つけるのも一つの方法ですね。