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\ワイン好き女子必見/北海道の海の幸をワインで楽しめるイベントに参加してきました!グルマン&ノムリエの会

目次

1. 赤坂のレストランでワイン会に参加!グルマン×ノムリエの会

前回はお鍋がテーマだった、グルマン&ノムリエの会。しっとりとオシャレなレストラン、CROSS TOKYOで開かれるワインイベントなのですが、毎回テーマにそってお料理とワインのペアリングを楽しめるのが嬉しい! 美味しいものとワインが大好きなら、一度は参加したいイベントです。
自分でワインを楽しむときは、一緒に合わせるお料理といえばチーズにパスタにアヒージョに…、なんてマンネリ化してましたが、このイベントに参加してからはワインとお料理は「色で合わせる」「産地でも合わせる」ということを知れたので、ワインを楽しむ方法がぱーっと広がりましたよ。

お家でも、「今日の煮物にはどんなワインを合わせようかな」なんて考えるのが楽しみになってきました!

2.今回のテーマは「北海道枝幸の美味しい×世界のワイン」。海の幸とワインのペアリングにうっとり!特にお気に入りになったお料理を紹介します

さて、そんな私は今回で2回目の参加。グルマン&ノムリエの会22回目のテーマは、北海道は枝幸の「美味しい」です。海の幸大好きな私にとっては、参加しないワケにはいきません。

枝幸町というのは、北海道の北の海沿いの町です。毛ガニが日本一ということで知られています。いやがおうにも期待が高まる!

それでは、私が特に気に入ったお料理とワインをご紹介します。実はすべての料理、レシピもいただけました! 私が紹介するお料理のレシピも載せますね。

お代わりしたくなるほど食感にやみつき! ”タコとウドのカルパッチョ 長芋と梅酢のソース”×シャトー・ボネ ブラン

お代わりしたくなるほど食感にやみつき! ”タコとウドのカルパッチョ 長芋と梅酢のソース”×シャトー・ボネ ブラン

しゃくしゃくとした食感のウドと長芋が心地いいカルパッチョ。大葉やスプラウト、紅芯大根と、さまざまな爽快感がタコをまとめてくれています。

梅のソースがとろんと被さって、さらに爽やか。これでお腹いっぱいになりたい! と思うほどに美味しい一皿でした。

これに合わせたのが、フランスの白ワイン、シャトー・ボネ ブラン。辛口なのにグレープフルーツやマンゴーのような果物の香りがふわっと広がる、不思議な白ワインです。

この素晴らしい香りの白ワインは、タコの透き通った白身、そして梅ソースの柔らかいクリーム色と合わせられたようです。お料理もワインも、元気で爽やかなイメージ! ベストマッチなペアでした。

クセがあると思いきや、ほろりと甘い”枝幸カスベの唐揚げ”×アルティーガ・フステル ダミア カバ ブルット ロゼ

クセがあると思いきや、ほろりと甘い”枝幸カスベの唐揚げ”×アルティーガ・フステル ダミア カバ ブルット ロゼ

実は…カスベというお魚の正体を聞いて、私はちょっと腰が引けたことを正直に告白します。というのも、カスベというのはエイの一種なんです。エイといえば、ニオイがものすごいという話をよく聞きます。

とにかく、クセやニオイで上級者向けの食材なのでは? 私のような庶民舌(?)には難しい料理なのではないか? そんな心配がよぎっていました。

立食形式の今回のグルマン&ノムリエの会。私はお皿をとってカスベが盛り付けてあるブースに向かいました。

近づくにつれ、香ばしい香り。「おや?」と思いながらカラッときつね色に揚がったカスベの唐揚げを一つお皿に盛り、テーブルへ。

どれだけビビってるんでしょうか、私。

香りはとても良い。香ばしいお醤油の香りが食欲を刺激します。恐る恐る、一口かじってみたところ…。

「甘い!」
そして、ほろりとやわらかい白身が想像と大きく違って上品。味はしっかりと濃く、甘みがあって優しいお魚の風味。

生姜やニンニクなどで香りづけもされていて、優しい中にも食べ応え満点です。これはやみつきになりそう。

一つしかとってこなかったので、急いでおかわりに向かいました。

この優しい唐揚げに合わせたワインが、アルティーガ・フステル ダミア カバ ブルット ロゼという、ロゼワイン。

唐揚げと、ロゼワイン。色味がとっても合うんです。味も辛口ですっきりした後味。唐揚げのこってり感をさらりと拭ってくれる、そんな印象でした。

カスベの唐揚げとこのワインをいただくと、不思議な甘みが感じられて、また違う表情を楽しむことができました。

聞けば、カスベは北海道ではメジャーな食材だそうです。こんな美味しいものが日常的に食べられるんですね。羨ましい!

お米とワイン!ハーブの香りが斬新”枝幸ホタテと北海道米「ななつぼし」のハーブ寿司”×バルディビエソ ブラン・ド・ブラン

お米とワイン!ハーブの香りが斬新”枝幸ホタテと北海道米「ななつぼし」のハーブ寿司”×バルディビエソ ブラン・ド・ブラン

見た目も可愛らしい、コロンとしたお寿司が登場。きらきらしたイクラとツヤツヤのお米がとっても綺麗で愛らしい!

一口頬張ると、イクラのコクの中に、複雑なハーブの香りが。お米は、いろんなハーブが混ぜ込んであるハーブライスでした。

美味しい酢飯の、いろんなところにふわっと香るハーブが隠れていて、なんだか贅沢でオシャレな気分を味わえました。

お米は、北海道産です。ななつぼしという銘柄は、親がコシヒカリという名家(?)の出身。程よい甘みと粘りが、まさに日本人好みのお米です。

そして、冷めてしまっても美味しいという、お寿司には嬉しい特徴も持っています。これを選んでこんな美味しいお寿司を作ってくださったCROSS TOKYOの増山シェフには大感謝です。

北海道のいいとこどりなお寿司に合わせたワインは、こちら。バルディビエソ ブラン・ド・ブラン。チリの辛口白スパークリングワインです。

私がこのワインをいただいて、感じたのが「やさしい!」ということ。なんだか黒糖のような深みのある風味が、ホッとさせてくれるワインです。

瓶内二次醗酵という、瓶の中でも醗酵をさせる手法で作れているスパークリングワインは、泡がとてもきめこまやかになるという特徴があるそうです。

それも納得。さらっと口や喉を撫でるようなふんわりした泡が心地よいワインでした。

ハーブ寿司と一緒にいただくと、びっくりするほどお米に合うんです。優しい風味がさらに優しさを増して、まるで物腰柔らかな女性のような印象。

こういうペアリングで驚いたり、ワクワクしたりするのがグルマン&ノムリエの会の醍醐味です。

歯ごたえとコクの中にオレンジの香り”枝幸タコとオリーブのラグーパスタ オレンジの香り”×チートラ・ヴィーニ パリオ モンテプルチアーノ

歯ごたえとコクの中にオレンジの香り”枝幸タコとオリーブのラグーパスタ オレンジの香り”×チートラ・ヴィーニ パリオ モンテプルチアーノ

私の大好きな、ラグーのパスタです! ごろっとしたお肉がこっくり煮込まれたソースと絡まって、うっとりするほど美味しいんですよね。

早速、お皿を握りしめていただきに。テーブルに戻って一口食べると、やっぱりうっとり…。

複雑な旨味がふんだんにパスタに絡んでいるのも幸せ。そこに、ふわっと香る爽やかな柑橘の雰囲気が。オレンジがどこかに隠れている!

ラグーのような深いコクの味わいの中に、爽やかなアクセントが入るなんて、嬉しい驚きです。そして、驚きはそれだけではありませんでした。

実は、てっきりラグーの中にはお肉が入っていたと思っていたのですが、そうではなくて、なんとタコがごろごろと!

ラグーといえばお肉、という思い込みもあったのですが、タコのラグーなんて初めて出会いました。当然、枝幸のタコが使われています。

何と言っても歯ごたえが絶妙。お肉かと思うほど柔らかくコクが深く、しかし嫌味のない弾力と歯ごたえがパスタと絡まって、美味しいのなんの。食べ応え満点のパスタでした。

週3回食べたいくらい魅了されたパスタに合わせるワインは、イタリア産の赤ワイン、チートラ・ヴィーニ パリオ モンテプルチアーノ。

ふわっと鼻をくすぐるぶどうの香りが魅力的な、深い味わいのワインです。いろんな果実の風味があるのに、キュッとまとまった後味が、飲んでいて飽きない味です。

ラグーの深いコクに、さらに複雑な香りを加えてくれるのが嬉しい! 華やかなのに落ちついた、不思議でステキな赤ワインでした。

3. 今回は枝幸町とコラボ!主催者さん「こんなこと普通のワイン会ではしないよ(笑)」ホタテからむき・カニダンス・ジャンケン大会

今回は枝幸町とコラボ!主催者さん「こんなこと普通のワイン会ではしないよ(笑)」ホタテからむき・カニダンス・ジャンケン大会

ここからがグルマン&ノムリエの会、フレキシブル感満載の時間です!

美味しい食事とペアリングのワインを楽しみながら、会場の雰囲気は一変。舞台でなんとはっぴを着たカニさんたちが踊りを披露するという、盛り上がるしかないイベントが。

その名も「カニサンバ」を披露してくださったのは、はるばる枝幸から来られた伝統舞踏集団の方々。

ワインを片手に、会場の美味しい物好きさんたちも大盛り上がり!

さらに、100名もの観客がみんなで勝ちを競う「ジャンケン大会」が始まりました。ワインと料理を嗜むレディースアンドジェントルマンたちも、これは童心に返らざるをえません。

私は残念ながら初戦敗退しましたが、会場の熱気は凄まじかったです。こんなに笑い声が響くワイン会、楽しすぎます!

今回は枝幸町とコラボ!主催者さん「こんなこと普通のワイン会ではしないよ(笑)」ホタテからむき・カニダンス・ジャンケン大会

主催者さんのお一人とお話するタイミングがあったのですが、曰く「こんなこと普通のワイン会でしないよ(笑)」と満面の笑顔。

グルマン&ノムリエの会の、懐の深さを垣間見た気がします。

さらに今回はこんなお土産までいただきました。枝幸のはちみつです。チーズやフルーツをのせたクラッカーにとろんとトッピングすると、おうちワインのペアリングを楽しめそうです!

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