イベントレポート
\お鍋とワイン?/東京赤坂で一風かわったワインイベント発見。グルマン&ノムリエの会に潜入!
目次
- 1. 赤坂のレストランでワイン会に参加!グルマン×ノムリエの会
- 2. グルマン×ノムリエの会って、こんなイベントです
- 3. 夜の赤坂が一望、会場はCROSSTOKYO
- 4. 今回のテーマは「NIPPONの鍋」。ワイン好き・美味しいモノ好きにはたまらない!ワインとお料理をご紹介
- 中からのぞく赤いトマトがかわいい! ”里芋とレンコンとドライトマトの一口コロッケ”×サンテロ ピノ ロゼ フラワーボトル 見た目も風味も爽やか、”熊本県産八朔&鶏むね肉&セリのマリネ”×ドメーヌ・コアペ シャン・デ・ヴィーニュ ジュランソン・セック お出汁の香りにうっとり、心から温まりそうな今日のメイン。”CROSS鍋”xシャトー・カナデル バンドール ロゼ
- 3. 色んなワインがなんと飲み放題。ワインとお料理のコラボを最高に楽しめるレストランイベントをもっと楽しむコツ3つ
- ペアリングでないワインも試してみる 同じワイン好きとワイントーク! 最高の夜景とワインを楽しむ
- 3. まとめ
1. 赤坂のレストランでワイン会に参加!
最近ワインの魅力に目覚め出した私が、ちょっとドキドキしながらワインのイベントに参加してまいりました。
「赤坂のレストランで!?」「場違いだったらどうしよう」「マナーなんてよく知らないけど大丈夫かな」という不安も抱えながらの参加でしたが、最初に言ってしまうとそんな心配、全く無用でした。ワインが好き、美味しいモノ大好き! という方なら間違いなく楽しめて、ちょっと優雅な夜を満喫できるレストランイベントが、今回参加したグルマン×ノムリエの会です。
私のように最近ワインにはまったという方でも楽しめます。仕事帰りに、ちょっと贅沢でいつもと違う雰囲気を楽しみたい女性にもオススメです。
2. グルマン×ノムリエの会って、こんなイベントです
そんなグルマンxノムリエの会は、「日本の美味しいx世界のワイン」をテーマに開かれるレストラインイベントです。2ヶ月に1回、赤坂のCROSSTOKYOで開催されています。
ワインを食事と一緒に美味しく楽しむものとして、日本各地のさまざまな美味しいものをその日のテーマに合わせて提供してくれます。ワイン好きなら聞いただけでワクワクしてしまいますよね。
とはいえ、ワインと食事の組み合わせと聞くとなんだか難しそうなイメージを持ってしまうかも。けれど心配ご無用。グルマン×ノムリエの会では一つひとつのお料理とワインの組み合わせを提案してくれるので、深い知識や不安は全くいりません。
提案通りにお料理とワインを合わせてみるもよし、違うワインを試して、お料理の風味が変わることに驚いてもよし。自由に、しかも戸惑いもなく堪能できるイベントです。それに私もホッとして、おかげで時間があっという間に過ぎていったように感じました。
周りの参加者の方たちもみんなワイン好き。美味しいものに囲まれて、同じものが好きな人たちと同じ空間を過ごせる、とても貴重で心が踊る体験ができます。
3. 夜の赤坂が一望、会場はCROSSTOKYO
グルマンxノムリエの会が開催される場所は、東京は赤坂のレストランCROSSTOKYO。ビルの10Fにあるので夜景が最高です。壁一面に貼られたガラス越しの赤坂の夜景で、ワインとお料理をより楽しむことができます。
CROSSTOKYOでは、国内の食材の”旬産旬消”や、医食同源を哲学としており、「美味しい」と「カラダに優しい」を追求したお料理を頂くことができます。使う食材もその哲学から選び抜かれたものが使用されています。
心とカラダに嬉しい、そして何より美味しい! 目で見るたび、香りに触れるたび、口に運ぶたびに「嬉しい」を体感できるお料理たち。CROSSTOKYOでは、そんなお料理に出会えます。
4. 今回のテーマは「NIPPONの鍋」。ワイン好き・美味しいモノ好きにはたまらない!ワインとお料理をご紹介
21回目となる今回のテーマは、「NIPPONの鍋」。お鍋とワインという、ちょっと考えつかなかったペアリングです。けれど、日本の冬には絶対欠かせないお鍋をワインと楽しめるなら、お家でもぜひやってみたいですよね。
さあ、今回特に私が「これ大好き!」と思ったペアリングをご紹介します。
中からのぞく赤いトマトがかわいい! ”里芋とレンコンとドライトマトの一口コロッケ”×サンテロ ピノ ロゼ フラワーボトル
メインのお鍋の前に、かわいいお料理が登場! ころんとした小さなコロッケは甘くてねっとり。味わったことのないコロッケなのに、なんだか懐かしさも感じる風味でした。
そして、中に入っている赤いドライトマトがきらりと。味と一緒に目でも楽しむためとのことです。
このコロッケに合わせるワインは、ボトルの大きな花柄が目を引く”サンテロ ピノ ロゼ フラワーボトル”。イタリア産の辛口スパークリングワインです。お花のかわいらしさ、そしてロゼの淡いピンクのイメージに反して、味はすっきりと辛口。
ワインとお料理のペアリングとして、味だけではなく色や産地なども合わせる条件としてあるのだとか。このコロッケとワインが結び付けられたのは、ドライトマトとロゼワインの色でした。
透明感のあるほんのりピンクがこのペアリングの理由だと、ワインを楽しみながら聞けるお話に「奥が深い!」と改めてため息。これならお家でもマネできそうですね!
もちろん、辛口のシュワっとしたスパークリングワインがほくっと甘いコロッケと最高にマッチしていて、舌も目も楽しめる組み合わせでした。ぺろっと完食!
見た目も風味も爽やか、”熊本県産八朔&鶏むね肉&セリのマリネ”×ドメーヌ・コアペ シャン・デ・ヴィーニュ ジュランソン・セック
会場で頂いたメニュー表に、”Entree”というカテゴリに入っていたのがこちら。Entreeってなんだろう? と調べてみると、フランス語で「前菜」という意味だそうです。
さっき頂いた一口コロッケは”Amuse”。ん? こっちは前菜の前? なんだろう。と調べていると、Amuseとは「お楽しみ」という意味で、「こちらを召し上がりながら、ゆっくりワインや料理を選んでくださいね」というお店からのおもてなしの意味を持つものだとか。
日本のお通しのようなものですね。なんだか親近感がわきます。
さて、前菜のお料理。運ばれてきたものを一目みて「色がさわやか!」というのが最初の感想です。
鮮やかなセリの緑、ぷりっとした八朔の黄色、その下に潜んでいる鶏むね肉の淡いクリーム色。キリッとした色のトリオがとっても美味しそう!
なんといっても八朔がすごい。色どりだけかと思いきやむね肉までも柑橘の香りになっていて、この料理の一番の主役なんじゃないかと思うほど。同じ席にいらした方も、「シトラス感がすごい!」と感想を漏らしていました。
セリのしゃきしゃき感も心地よくて、ついワインが進みます。
このさわやかなマリネのお供は、フランス産の白ワイン、ドメーヌ・コアペ シャン・デ・ヴィーニュ ジュランソン・セック。
このワインも、なんと柑橘の香りが! ブドウで作られているはずなのに、グレープフルーツのような香りが口の中にすうっと広がります。お料理と合わせると、どちらも柑橘の主張をするかと思いきや、ワインがまろやかな丸い味わいに変わることにも驚きです。
「これがマリアージュというものなのか」とひとり頷きました。これは実際体験しなければわかりません。ペアリングを考案された方に脱帽です。
お出汁の香りにうっとり、心から温まりそうな今日のメイン。”CROSS鍋”
さあ、本日の主役であるお鍋の登場です。
前菜たちがフレンチだったので、やっぱりフランス感のあるお鍋かなと思ったら、本当に「NIPPONの鍋」でした!
テーブルにお鍋が設置された途端に、懐かしい出汁の香りがあたりに漂って、「あ、お鍋だ!」と鼻が一番に反応しました。
お肉も魚介もお野菜ももりだくさんで、香りと湯気だけで体があたたまりそうです。私の大好きなきのこ類がたくさん入っているのも嬉しい! 一瞬ワインのことを忘れてしまいそうになるほど、お鍋に心惹かれてしまいました。
このNIPPONの鍋にペアとして選ばれたのは、ワインの産地で有名なフランスはプロヴァンス地方のロゼワイン、シャトー・カナデル バンドール ロゼ。日本とフランスのコラボ! ただしこの
ワイン、なかなか華々しい経歴を持っているようなんです。
デビューは2014年とまだワインの世界では新人さん。けれど世に出た瞬間、ものすごい評価を受けることになったそうです
これほど鮮烈なデビューを飾るワイナリーは滅多にないでしょう。
2014年にデビューしたばかりのシャトー・カナデル、そのロゼ2015ヴィンテージが、世界的なワイン評価誌「デキャンター」のDecanter World Wine Award 2016にて、金賞をさらに上回る、全ワインからわずか31本しか選ばれなかった「PLATINUM」を堂々受賞!96点という超・高得点を叩き出しました!
期待と実力を持ったホープですね。
このワインは、「とにかく濃い!」というのが一口いただいた時の感想です。
いろんなフルーツやハーブの香りがあって、かなり力強い味わいです。私が「濃い」と感じたのはそのあたりかもしれません。
お鍋と一緒にいただくと、その力強い味わいがふっと軽くなりました。さらっとした印象です。ハーブの香りが、まるでさっぱりとしたお茶のような後味になりました。
お料理によって違う顔を見せるなんて、ワインって本当に面白い! これを知ったらペアリングの探求をしたくなっちゃいますね。
お料理、ワインの詳細は主催者レポートに詳しくのっています。
5. 色んなワインがなんと飲み放題。ワインとお料理のコラボを最高に楽しめるレストランイベントの「ここが楽しい!」を4つ紹介
お待ちかねの〆をいただき、デザートでホッとして、会は終了。ワインと料理のペアリングを心から楽しんだ会でした。
私の独断と偏見による、グルマン×ノムリエの会の「ここが楽しい!」4つを伝授いたします。あなたが参加するときの参考にしてくださいね。
ペアリングでないワインを試してビックリ!
グルマン×ノムリエの会は、用意されているワインはなんと飲み放題。美味しいからといって飲みすぎるのはNGですが、いろんなお料理に自分で合わせてみるということもできます。
もしかすると、一番のペアリングをあなたが見つけられるかもしれませんよ。
ワイン好きたちとの交流にワクワク!
ワインを楽しむイベント、と聞くとなんとなく身構えてしまうのが「ワインは好きだけど、よくわかっていない」という、ちょうど私のような人だと思います。
ところがいざ参加してみると、皆さんワイワイと談笑しながら、ワインや食事を楽しんでいます。眉間にシワを寄せて、ワインのティスティングをしている人たちの会、では決してありませんでした。
ワインのことを知らなくても、とても詳しく教えてくれる方もいます。飲み方やラベルの読み方など、「お勉強」と思うと敬遠しがちなことですが、ワイングラス片手にお話を聞くととても楽しい会話になります。
最高の夜景と楽しむワインが最高!
会場となるCROSS TOKYOは、夜景がとにかくキレイ。大きな窓ガラスから見える夜景は、それだけで特別感を味わえること間違いなしです。
雰囲気も含め、五感で満喫するのがワインやお料理を堪能するコツ。最高のロケーションでいただくワインやお料理がさらに楽しめることでしょう。
お料理を提供してくださったおふたりのお話が楽しい!
会場であるCROSS TOKYOの総料理長、増山弘明シェフと、アミューズなどレシピの考案をされたワインのおつまみ研究家・ソムリエの大橋みちこさん。
このお二人が、美味しい料理を提供してくれます。
ペアリングのこだわりや、お料理の楽しみ方など、知りたいことをお話してくれるのでより安心。
増山シェフのあたたかい笑顔や、大橋みちこさんのわかりやすく優しげな語り口がとても印象的です。さらに食事とワインが進みます。
6. まとめ
いかがでしたか?
レストランでワインのイベント、というと構えてしまうかもしれませんが、グルマン×ノムリエの会はなによりも「ペアリング」を楽しむための会。ワインに関する難しい知識がなくても、美味しいモノが大好きなあなたなら、必ず楽しめます。
そして、お家やお店でのワインの楽しみ方がぐっと変わるはずです。これをきっかけに、あなた好みのワインと、そのペアリングを見つけてみてください。
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