イタリアワイン法の格付け。日本語では「統制原産地呼称」と訳されており、品種、栽培法、醸造法等に基準を設ける事で、その産地の名前の商品の品質を管理している。 更に、それより厳しい制約をクリアしたものに、D.O.C.G.という格付けが認められていた。 2010年5月に新しいワイン法が施行され、D.O.C.とD.O.C.G.はまとめてD.O.P.に改定となったが、従来通りのD.O.C.G.とD.O.C.の表示も認められている。
イタリアは、このD.O.C.の格付けを外れ、ひとつ下と言えるI.G.P. / I.G.T.の格付けの元、高品質なワインを造る生産者、著名な生産者も多い為、格付けが揺ぎ無い存在、という訳でも無いように感じる。