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バガ
Baga(葡)
ブドウ品種 -
ポルトガル・バイラーダ地方を代表する黒ブドウ品種で、実が小さく皮が厚いため、色調が濃く、しっかりとしたタンニンを備えたワインが生まれる。
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この品種はバイラーダ地方原産で、現在も栽培の8割以上が同地域に集中しているが、ダンを含むベイラス地方でも栽培されている。果粒は小さめで皮が厚く、晩熟タイプ。粘土質土壌との相性が良い一方、十分な日照量を必要とするため栽培は容易ではなく、産地は限定される。
若いうちはチェリーやスモモの風味を持ち、濃密でタンニン豊かなワインが多い。強い果実味とタンニンゆえにネッビオーロに例えられることもある。熟成を経ると質感が柔らかになり、ハーブ、タバコ葉、モルトといった複雑な香りが現れ、その真価を発揮する。
濃厚な赤ワインだけでなく、ロゼのスパークリングワインにも用いられる。
若いうちはチェリーやスモモの風味を持ち濃密で収斂性が強いワインが多いが、熟成により柔らかさが増し、香りもハーブ、タバコの葉、モルトといった複雑味を増し、真価を発揮する。
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ワンポイント!
複数品種がブレンドが基本のポルトガルの中で珍しく単一で使われる事が多い。 バイラーダで上手く造られると、素晴らしく熟成し、柔らかでエレガントさ、ドライフルーツ、杉、ハーブなどの複雑味のある香りを持ち合わせたワインが生み出される。
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類似表現
バガー,バーガ
関連ワード
ポルトガル、バイラーダ、ダン、スパークリングワイン
更新日
2025-11-17

