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参加者レポート
【ワインイベントレポート】フランソワ・ティエンポン メーカーズディナー ブラッスリー・ギョラン @八丁堀

【ワイン好きオトナ女子必見!】ワインと料理のペアリングを堪能できるレストランイベント「グルマン&ワインノムリエの会」22回目の夜は「北海道枝幸の海の幸×世界のワイン」

あのシャトー・ル・パンで有名なティエンポン家の来日メーカーズディナーがあると聞いてお伺いしました。

場所は八丁堀にあるブラッスリー・ギョランさん。ギョランというお名前ですが、ジビエで有名なレストランさんです。(以前魚籃坂通りお店があったため)
この日は32席、なんと満席です!!お店の人気もさることながらティエンポン家の人気がよくわかりますね。

ティエンポン家からはサラさん(右)が来日です。左は通訳の今井さん。

ティエンポン家からはサラさん(右)が来日です。左は通訳の今井さん。

ウェルカムシャンパーニュ

まずはウェルカムシャンパーニュが注がれ、小エビのグージェールと開始までゆっくりとした時間が流れます。
このグージェールに海老の香りが漂ってきてとってもシャンパーニュと合います。

サラさん

まだ20代のサラさん。お若いですが、ものすごく勉強されていてワインのことはもとより、今後は栽培も担当されます。そして日本語も勉強されています。
始めのあいさつはもちろん、「ミナサン、コンニチワ!」です。それも発音が日本人と変わらないほどきれいです。
「かんぱ~い!!」とサラさんの掛け声で会が始まります。

最初のワインが登場です。

シャトー・ロック・ド・ジャン・リス キュヴェ・フランソワ・ティエンポン2015

シャトー・ロック・ド・ジャン・リス キュヴェ・フランソワ・ティエンポン2015
です。このワインはこの畑の最上の区画だけを選りすぐって造られるキュヴェで価格はリーズナブルなんですが、凝縮感となめらかさがあり、濃さもあるのに柔らかさがあるワインです。
こちらには「イノシシのパテ 有機野菜のマリネ」を合わせます。

野菜の苦みや甘みをワインが受け止め、ワインに酸がしっかりあるのでマリネの酢にも合いますし、イノシシの強さにもワインの濃さがぴったりと合います。

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つづいて

シャトー・ピュイグロー 2012

シャトー・ピュイグロー 2012
です。「漫画『神の雫』に登場したんですよ!!」とサラさん。

このワインはローストしたコーヒーのような香りがあり、きのこのような少し熟成を感じる香りがあります。グランヴァンの風格があり、力強く、それでも酸があり、なめらかにきれいに熟成しています。
2皿目は「赤ワイン ポーチドエッグ セップ茸添え」です。

セップ茸を赤ワインソースと共に煮込んでいる料理ですが、ワインから発せられるきのこの香りときのこが合わないはずがありません。そして赤ワインソースと共に食べるタマゴはとろりと絶妙な濃厚さを持っていて、ワインの濃厚さにも溶け込むように合います。

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そして

レ・シェーヌ・ド・マカン 2015

レ・シェーヌ・ド・マカン 2015
が登場です。このワインはシャトー・ル・パンやヴュー・シャトー・セルタンに並ぶティエンポン家のスペシャルワイン、パヴィ・マカンのセカンドワインなんです。

オレンジピールやマーマレードのような香りとしっかりと樽の香りがありながらフルーティーさがあり、グリップもある味わいなのにスムースで濃厚なのに透明感すら感じるエレガントな1本です。

料理はなんと!「フランス・ブルターニュ産オマール海老のシヴェ」です。
濃厚な赤ワインにオマール海老を合わせるシェフ、すごいです。

サラさんはブルターニュ出身、粋な計らいのシェフによる(ご存じだったかは不明・・)地元の料理です。

濃厚なバターと赤ワインソースで作られる料理はしっかりと弾力を感じるオマールの身と合わせることで濃厚な赤ワインとも質感が合いますし、やはりワインにある酸が魚介類をも受け止めてくれますし、繊細な料理にはこのワインはとてもいいです。

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そしていよいよ登場!!

シャトー・パヴィ・マカン 2003

シャトー・パヴィ・マカン 2003
です。私は以前、2004年のパヴィ・マカンを飲んで感動したことがあります。
それよりも暑かった2003年の濃厚な年のパヴィ・マカンです。

このワインは今やサン・テミリオンのトップワインに成長し、世界中から高い評価を受ける素晴らしいワインです。この2003年を飲める幸運に感謝しつつゆっくりと口に含みます。

クローヴやリコリスのようなスパイスの香り。チョコレートのように濃厚で少し甘い香りもあります。非常に酸がしっかりとあり、フルボディなのは間違いないのですが、2003年という暑い年だったとは思えないエレガンスが備わっています。

料理は「キジバトとフォアグラのパイ包み焼き」です。

料理はキジバトの少し淡白な味わいに濃厚なフォアグラが加わることで力強く濃厚なワインと共鳴し、ハトにある鉄分がワインの鉄分とも相乗効果を発揮してこれ以上ない相性でした。料理がおいしすぎるのにワインがそれに負けない上品さでした。

デセール

最後はデセールで〆です。

最後までおいしい料理とワインでした。

ティエンポン家

ティエンポン家のワインの特徴はボルドーワインに出やすい青っぽいベジタルな香りがあまりなく、しっかりと果実の凝縮感があるのに酸がどれも高く、エレガントな味わいなのでどんな料理とも合わせやすいことです。

あまりのおいしさに時間が経つのを忘れてしばし余韻に浸っていました。サラさんの素敵なワインの説明に癒されました。近いうちにボルドーに行きたいと心に誓うのでした・・。
皆さんもサラさんの魅力に癒されていたようです。

ライター情報

中塚 龍雄

(株)モトックスにてレストラン営業を担当。毎年、世界各国のワイン生産地を巡っている。
ワインと料理のマリアージュを楽しむことが生きがいで、レストランを食べ歩く日々。
レストランでのマリアージュイベントなど、様々なイベントで講師も務める。


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