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バーデン
Baden(独)
ワインの産地・名前 -
ドイツの13の特定栽培地域の中で3番目に大きな産地。ヴュルテンベルぐに並んで最南に位置する。ボーデン湖からライン川沿いにハイデルベルクの少し北辺りまで畑が広がる。ドイツの中で最も暖かい地域で、主な栽培ブドウはシュペートブルグンダー、ミュラー・トゥルガウ、グラウブルグンダー等。白ブドウと黒ブドウの比率は59:41。
【ベライヒの数:9】【栽培面積:15,812ha】【生産量:1,292,366hl】(2016年)
→【右上写真】バーデンの中心寄りに位置するドゥルバッハの村は、素晴らしいテロワールを有し、「黄金の村」と称される。
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ワンポイント!
ライン川を挟んで対岸はフランスのアルザス地方なので、造られるブドウ品種が類似している。 バーデンという名前はちなみに、ドイツ語で『入浴する』という意味で、この地に温泉が多かったことが由来となっている。そして、この産地にあるボーデン湖。「ボーデン」ときくとついつい有名なアイスクリームブランドを思い浮かべてしまうが、あちらはこの産地とは関係なく、創始者がボーデンさんという名前だったとの事。
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関連ワード
ドイツ、特定栽培地域
更新日
2021-07-02