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白魚介のおかず
鮎の梅バターソテー
by 大橋 みちこ
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鮎 1尾
- 小麦粉 大さじ1/2
- 塩 ひとつまみ
- バター 15g
- 梅干し 1個(約20g)
- 白ワイン 大さじ1(酒でもOK)
- 胡椒 適量
作り方
焼く前に小麦粉をしっかりとまぶすのがポイント。そうすることで、皮をパリッと中の身はほろほろに焼くことができますよ。
梅干しの酸味をきかせることで、バターをただこってりさせすぎることなく、とってもいいバランスに仕上げます。
- STEP01
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梅干しは種を取り除き、たたく。
- STEP02
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鮎に塩ひとつまみをふり、小麦粉をまぶす。
- STEP03
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③ フライパンを、弱めの中火で熱し、バターの半量を入れる。溶けたら鮎をまず、上になる方を下にして焼く(左向き)。焼けたら、裏返して白ワインを加え、ふたをして蒸し焼きにする。
- STEP04
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両面焼けたら、残りのバターと梅を加え、バターを絡めるように焼く。胡椒をふって完成。
“鮎の梅バターソテー”に合うワイン
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赤
合う白
泡
ロゼ
オレンジ
これに合わせたいのは、ミネラル感と酸味がしっかりした白ワイン。
代表するのはシャブリ。
なんで、鮎にシャブリなのか。鮎の肝の苦みを受け止めるだけのミネラル感は、他のワインにはなかなかないから。もちろん、全くないわけではないですが、シャブリなら失敗しません。
梅の酸味とシャブリの酸味もドンピシャ!!
バターの油もシャブリの酸味がさっぱりと流してくれます。
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オーストラリア白辛口
デントン・ヴュー・ヒル・ヴィンヤード デントン・シェッド シャルドネ
グレープフルーツの風味を伴う際立ったミネラルの印象を持ちます。口に含むとレモンやライム、グレープフルーツなどの柑橘果実と明るい酸を持ち、厚みのあるクリーミーな口当たりです。
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チリ白辛口
クロ・デ・フ シャルドネ ロクラ・ウノ
チリ北部、リマリ・ヴァレー産の酸の引き締まったシャルドネです。柑橘類の皮やライム、グレープフルーツを感じ、ミネラリックな骨格と風味を持ちます。バランスに優れた白ワインです。
ワインの引き締まった酸味と梅の酸味が好相性。ふくよかで厚みがありミネラルも豊かなのでバターのコクや鮎の旨味ともマッチ。
口コミ
旬の鮎の柔らかく繊細な味わいと、皮の旨味を引き立てる組み合わせ、素晴らしいです。
by naruharich
日本ワインのシャルドネとともに楽しい時間が過ごせました。
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レシピ開発者
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料理家・ソムリエ
大橋 みちこソムリエ(JSA認定)
「世界のワインと日本の食のマリアージュ」をコンセプトに
日本の「旬食材」や「食文化」を活かした
ワインに合う料理のレシピを考案。
ワインを楽しむ料理教室「マリアージュキッチン」や
ワイン会「ノムリエの会」主宰。
著書「おうちでワイン 料理とワイン 組み合わせメソッド」
(ぴあ)
ブログ「365日ワインのつまみ」
大橋みちこホームページ「MICHIKO KITCHEN」
- 公開日 :
- 2015/06/11
- 更新日 :
- 2021/02/15
キリッとしたワインの酸味と梅の酸味がマッチ。ミネラル感も豊かで鮎の濃厚な旨味も受け止めます。