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ロゼ 赤魚介のおかず
ホタルイカとカブのスパイスクリーム煮
by 大橋 みちこ
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【材料 2〜3人分】
- ホタルイカ 150g
- ニンニク 1片
- 玉ねぎ 1/2個(約150g)
- カブの実 3〜4個(約300g)
- カブの葉 100g
- 塩 小さじ1/2
- 白ワイン 大さじ2
- 生クリーム 100cc
- チリパウダー 小さじ1/2強
作り方
*チリパウダーとは唐辛子やニンニク、クミン、オレガノ、パプリカなどのスパイスやハーブをミックスさせた粉末調味料。それほど辛くはなく、香りとコクが加わる。
*カブは皮をむかない方が、崩れすぎずに形が残ります。
- STEP01
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ニンニクは芯を取り、薄切りにする。玉ねぎは繊維に垂直に薄切りにする。
- STEP02
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カブの実は皮のまま、4等分の櫛形に切ってから横に1cmの厚さに切る。
- STEP03
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カブの葉は1cmの長さに切る。
- STEP04
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フライパンか鍋に①のニンニクと②のカブ、白ワイン、水50ccを入れ、塩小さじ1/2をふる。蓋をして弱めの中火で10分蒸し煮にする。
- STEP05
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ホタルイカの背骨と目を取る。
- STEP06
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④のフライパンにホタルイカ、カブの葉、生クリーム、チリパウダーを加えて、蓋をせずに2〜3分混ぜながら煮る。塩気が足りなければ塩で味を調整し、器に盛って、彩りにチリパウダー少々(分量外)をふる。
“ホタルイカとカブのスパイスクリーム煮”に合うワイン
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合う
赤
白
泡
合うロゼ
オレンジ
ミネラル感のある辛口ロゼワインか、軽めの赤ワインがオススメ。
クリーム煮とはいえ、チリパウダーのスパイシーさもあるし、見た目もピンク色。ホタルイカの旨味も濃厚なので、白というよりロゼか軽めの赤のボリューム感が合います。
ロゼだったら海の近くで造られている、旨味が比較的強く感じられているものを。
赤だったらピノ・ノワールが特にオススメです。
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フランスロゼ辛口
シャトー・ド・ロムラード キュヴェ・マリー・クリスティーヌ プロヴァンス ロゼ
食卓に華やかな彩りを添える1本。南仏の避暑地ニースの近郊で造られる辛口のロゼ。スッキリとした口当たりが特徴で、地中海料理にはもちろんのこと、幅広い料理にマッチします。
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イタリアロゼ辛口
フェウド・アランチョ フェウド・アランチョ ロザート
輝くようなロゼ色。ラズベリー、ブラックベリー、赤い花などの香り。チャーミングなベリー系の果実味が一番の魅力で、フレッシュでスムーズな口当たりがとても親しみやすいワイン。
海の近くで造られているからこそのミネラル感があり、ホタルイカの濃厚な旨味を引き立ててくれます。チャーミングな果実味はスパイシーさを包み込み、クリームやカブの甘味と寄り添います。
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ニュージーランド赤ミディアムボディ
テ・カイランガ TK ピノ・ノワール
木イチゴやプラムの甘酸っぱい香りと仄かに若木やキノコを感じます。シルキーなタンニンを持ち、新鮮なベリー系の果実とシダ類や塩味が余韻に現れるミディアムボディなワインです。
タンニンが優しく、程よいボリューム感なので料理の味の強さとマッチ。ワインのミネラル感はホタルイカの旨味をさらに引き立てます。
口コミ
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レシピ開発者
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料理家・ソムリエ
大橋 みちこソムリエ(JSA認定)
「世界のワインと日本の食のマリアージュ」をコンセプトに
日本の「旬食材」や「食文化」を活かした
ワインに合う料理のレシピを考案。
ワインを楽しむ料理教室「マリアージュキッチン」や
ワイン会「ノムリエの会」主宰。
著書「おうちでワイン 料理とワイン 組み合わせメソッド」
(ぴあ)
ブログ「365日ワインのつまみ」
大橋みちこホームページ「MICHIKO KITCHEN」
- 公開日 :
- 2022/03/30
- 更新日 :
- 2023/04/13
魚介料理と合わせるのが定番のプロヴァンスロゼはホタルイカの濃厚な旨味とも相性ぴったり。優しくフルーティーな果実味はスパイスの風味を包み込みつつ、クリームのコクと寄り添います。