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白野菜のおかずお肉のおかず
牛すじと冬瓜の煮込み
by 大橋 みちこ
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【材料 4人分】
- 牛すじ 250g(下茹でしたもの)
- 冬瓜 500g(正味400)
- みょうが 1〜2個
- カツオだし 400cc
- (牛すじを下茹でしたスープがあればそれで)
- 薄口醤油 大さじ2
- みりん 大さじ2
- 酒 大さじ2
- 塩 小さじ1/4
- 片栗粉 大さじ1
- 柚子胡椒 お好みで
作り方
ベースになるスープは牛すじを下茹でしたスープでもカツオだしでもどちらでもOK。牛すじはまとめて下茹でしたものを1回分ずつ冷凍しておくとすぐに使えてとても便利。
カツオだしを使う場合は生姜の千切りを一緒に煮たり、出来上がって食べるときに針生姜をのせても。
- STEP01
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冬瓜は皮をむき、種の部分をスプーンなどで取って3〜4cm角くらいの大きさに切る
- STEP02
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鍋に湯を沸かし冬瓜を約8分、竹串がスッと通るくらいまで茹でて、ザルにあげる。
- STEP03
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鍋にカツオだし(牛すじを下茹でしたスープでも)、薄口醤油、みりん、酒、塩を入れ一煮立ちしたら、牛すじと冬瓜を入れて弱火で10分煮る。
- STEP04
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一旦火を止めて、同量の水で溶いた片栗粉を加えてよく混ぜる。再び弱火にかけて約5分煮る。
- STEP05
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器に盛り、薄切りにしたみょうがをのせる。お好みで柚子胡椒を添えても。
- STEP06
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[牛すじの下ゆでの仕方]
鍋に牛すじとたっぷりの水を入れて強火にかけ沸騰したらアクを丁寧にすくう。4〜5分茹でたら、ざるにあげて、水でさっと洗う。鍋を洗って、もう一度、牛すじと水を入れて同じことをして、食べやすい大きさに切る。鍋に、ひたひたになるくらいの水とネギの青い部分、しょうがの薄切りを入れて、1時間〜1時間半ゆでる。
“牛すじと冬瓜の煮込み”に合うワイン
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赤
合う白
泡
ロゼ
オレンジ
優しい果実味やコクのある白ワインがオススメ。お出汁の旨みや優しい甘味とワインの味わいを寄り添わせます。添えたみょうがの清々しさとワインの酸味もマッチ。
柚子胡椒を添えると、ソーヴィニヨン・ブランのような清々しさのある品種のワインともとてもよく合います。
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南アフリカ白辛口
ブティノ SA ケープ・ハイツ シュナン・ブラン
焼きリンゴやフレッシュな柑橘類のアロマを持ち、柔らかな口当たりにシャキッとした酸味が心地よい辛口ワインです。シュールリーでの熟成がワインに重みと個性を与えてくれています。
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オーストリア白辛口
ヴァイングート・シュロス・ゴベルスブルク ドメーネ・ゴベルスブルク グリューナー・ヴェルトリーナー
ほっくりとした柔らかい厚みと甘いスパイスのニュアンス。キレのある酸味に、さらりとした軽快な飲み口が印象的です。フィニッシュにはミネラル感も感じられます。
ほっくりした厚みのある果実味と、とろんと甘味のある冬瓜、出汁の旨味がマッチ。ワインの酸味とみょうがの清々しさも寄り添います。
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フランス白辛口
ドメーヌ・ミッシェル・トマ サンセール 白
自然を大切にした栽培とワイン造りを行う家族経営の生産者。キウイや柑橘系果実の爽快でフレッシュ感溢れる香りが心地よく、キリッとした酸が全体を引き締めています。
柚子胡椒を添えると相性抜群に。キリッとしたワインの酸味と柚子胡椒のピリッとした刺激や爽やかな香りがマッチ。ミネラル感もあるので、出汁の旨味とも寄り添います。
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オーストラリア白辛口
ローガン・ワインズ ウィマーラ ピノ・グリ
フレッシュな洋ナシやナッツキャンディーなどのアロマを持ち、膨らみのある骨格は男性的です。スパイシーなリンゴやパイナップルを想わせる味わいが長い余韻まで楽しめます。
ふくらみのある果実味が、牛すじや出汁のコクとマッチ。スパイシーな風味もあり、柚子胡椒との相性もぴったりです。
口コミ
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レシピ開発者
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料理家・ソムリエ
大橋 みちこソムリエ(JSA認定)
「世界のワインと日本の食のマリアージュ」をコンセプトに
日本の「旬食材」や「食文化」を活かした
ワインに合う料理のレシピを考案。
ワインを楽しむ料理教室「マリアージュキッチン」や
ワイン会「ノムリエの会」主宰。
著書「おうちでワイン 料理とワイン 組み合わせメソッド」
(ぴあ)
ブログ「365日ワインのつまみ」
大橋みちこホームページ「MICHIKO KITCHEN」
- 公開日 :
- 2022/09/09
- 更新日 :
- 2024/05/31
柔らかな果実味が、出汁の優しい甘味や旨味とマッチ。とろんとした冬瓜の甘味も引き立て、ほっこりするペアリングに。ワインの酸味とみょうがの爽やかさも好相性。