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白魚介のおかず
鯛と塩昆布と木の芽のカルパッチョ
by 大橋 みちこ
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【材料 2人分】
- 鯛のお刺身 約100g
- 塩昆布 3g
- 木の芽 3〜4枚
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩 少々
- レモン 1切れ
作り方
塩昆布はオリーブオイルに浸しておくことで食感も味も柔らかくなります。塩昆布の旨味が溶け出してオリーブオイルも美味しく。
- STEP01
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塩昆布を刻んでオリーブオイルに浸して5分置く。
- STEP02
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鯛のお刺身をお皿に並べ、塩を軽くふる。食べる直前までラップをして冷蔵庫に入れておく。
- STEP03
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②のお皿に①の塩昆布とオリーブオイルをまわしかけ、木の芽を散らして、レモンを添える。
“鯛と塩昆布と木の芽のカルパッチョ ”に合うワイン
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赤
合う白
泡
ロゼ
オレンジ
ミネラル感を感じる辛口白ワインがオススメ。
鯛は味が繊細なので、まず色は白を。塩昆布の濃厚な旨味に合わせて、ミネラル感が豊かな(海の近くだったり、シャブリのようにミネラル豊かな土壌だったり)ワインを選ぶと、昆布の旨味がさらに引き立ちます。
キリッとした酸味はレモンの酸味や木の芽の爽快感とマッチ。
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イタリア白辛口
アジィエンダ・アグリコーラ・トゥア・リータ ペルラート・デル・ボスコ ヴェルメンティーノ
ふくよかな果実のアロマと味わいが顕著。グレープフルーツやトロピカルフルーツの香りが豊かで、適度なボリューム感とミネラル分が心地よい。洋ナシやリンゴのような果実の余韻。
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フランス白辛口
ラ・シャブリジェンヌ シャブリ ラ・ピエレレ
シャブリ全体の1/4という最大生産量を誇りながら品質的にもトップと目される生産者。エレガントなリンゴや洋ナシのアロマが香り立ち、口中で見事な質感を感じることが出来るワイン。
シャブリらしいキリッとした酸味はレモンの酸味や木の芽の清々しさと、ミネラル感は塩昆布の旨味とそれぞれマッチ。鯛の旨味が引き立つ組み合わせ。
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イタリア白辛口
ピエロ・マンチーニ クカイオーネ ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ
洋ナシやライチのような瑞々しいフルーツの香りに、ラムネのようなニュアンス。白い花の芳香。程よい厚みのあるボディにグレープフルーツのような果実味。ミネラルが豊か。
みずみずしく、旨味も感じさせる果実味が、鯛の甘味や塩昆布の旨味とマッチ。フレッシュな酸味とレモンの酸味も心地よく寄り添います。
口コミ
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レシピ開発者
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料理家・ソムリエ
大橋 みちこソムリエ(JSA認定)
「世界のワインと日本の食のマリアージュ」をコンセプトに
日本の「旬食材」や「食文化」を活かした
ワインに合う料理のレシピを考案。
ワインを楽しむ料理教室「マリアージュキッチン」や
ワイン会「ノムリエの会」主宰。
著書「おうちでワイン 料理とワイン 組み合わせメソッド」
(ぴあ)
ブログ「365日ワインのつまみ」
大橋みちこホームページ「MICHIKO KITCHEN」
- 公開日 :
- 2022/04/22
- 更新日 :
- 2022/04/26
旨味が豊かで果実味のボリューム感が程よいので、鯛の風味も塩昆布の風味も引き立て、味の強さ同士がちょうど良いバランスに。キリッとした酸味とレモンの酸味もマッチ。