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赤お肉のおかず
豚肉の生姜焼き【+ちょい足しアレンジ】
by 大橋 みちこ
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【材料 2人分】
- 豚肩ロース肉薄切り 200g
- 塩 少々
- 植物油 小さじ1
- キャベツ 適量(千切り)
- 粒マスタード お好みで
- マヨネーズ お好みで
- [a]
- 生姜 ひとかけ(約10g)
- 醤油 小さじ2
- 白ワイン 小さじ2(水や酒、赤ワインでも)
- みりん 小さじ1
- ウスターソース 小さじ1
- 粗びき黒胡椒 適量
作り方
まずは豚肉だけこんがり焼きつけて、一旦取り出してからタレを一煮立ちして絡める、という二段階で作ります。こうすることで、焼き目の香ばしさも旨味に。タレに入れた生姜が焦げてしまう心配もありません。
- STEP01
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肉を広げ、塩少々をふる。
- STEP02
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生姜をすりおろし、[a]を混ぜる。
- STEP03
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フライパンに油を入れて中火にかける。肉を並べて両面焼き、(入りきらない場合は数回に分ける)。一旦取り出す。
- STEP04
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②のタレを加え弱めの中火にかけ、グツっとしたら③の肉を戻し入れてタレを絡めながら1分煮る。
- STEP05
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器に④とキャベツを盛る。お好みで粒マスタードとマヨネーズを混ぜたものを添えても。
“豚肉の生姜焼き【+ちょい足しアレンジ】”に合うワイン
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合う
赤
白
泡
ロゼ
オレンジ
合わせるおすすめワインは、果実の優しい甘味と程よい酸味があるミディアムボディくらいの赤ワイン。
まずは色ですが、タレとの色合わせで白よりも赤ワインの方が合わせやすいです。
とはいえ、薄切りのお肉で生姜の清々しさも加わり、料理全体のインパクトやボリューム感はそんなにつよくないので、あまり重くないものがオススメ。
みりんやウスターソースの甘味があるので、キリッとドライなものやタンニンが強いものよりも果実味の優しい甘味を感じるタイプ、
さらには、
ウスターソースの酸味や生姜の爽やかさに合わせて、酸味も程よく感じられる味わいのものがいいと思います。
となると、特にオススメなのはニューワールドのピノ・ノワール。
ピノ・ノワールならではの軽やかさや酸味は生姜の清々しさに合うし、ニューワールドだとブルゴーニュなどの旧世界と違って柔らかい果実の甘味があるものが多い。
ぜひ合わせてみて下さい。
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チリ赤ミディアムボディ
クロ・デ・フ ピノ・ノワール スブソルム
酸も高く整ったテクスチャーを持ちます。鮮度の高い鮮やかな赤・紫の果実を感じ、ハーバルな要素やアーシーさ、細かに溶け込んだタンニンが魅力です。
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オーストラリア赤ミディアムボディ
ローガン・ワインズ ウィマーラ ピノ・ノワール
華やかなアロマ。黒や赤系チェリーの他、プラムやバニラ、シナモンを感じます。口当たりはしっかりとしており、整ったタンニンを持つピノ・ノワールです。
ワインの赤果実風味と、タレの優しい甘味や旨味がマッチ。ほのかにスパイスの香りも感じられ、ウスターソースのスパイス感とも寄り添います。
口コミ
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レシピ開発者
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料理家・ソムリエ
大橋 みちこソムリエ(JSA認定)
「世界のワインと日本の食のマリアージュ」をコンセプトに
日本の「旬食材」や「食文化」を活かした
ワインに合う料理のレシピを考案。
ワインを楽しむ料理教室「マリアージュキッチン」や
ワイン会「ノムリエの会」主宰。
著書「おうちでワイン 料理とワイン 組み合わせメソッド」
(ぴあ)
ブログ「365日ワインのつまみ」
大橋みちこホームページ「MICHIKO KITCHEN」
- 公開日 :
- 2021/08/30
- 更新日 :
- 2022/04/05
フレッシュで清々しい酸味が生姜の爽やかな風味と寄り添いつつ、ウスターソースを加えたタレの旨味や甘味が果実の甘味とマッチ!