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白野菜のおかずお肉のおかず
塩豚とキャベツのトロトロ煮込み
by 大橋 みちこ
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【材料 4〜5人分】
- 豚肩ロース肉 600g
- 塩 小さじ2
- キャベツ 1/2個
- タマネギ 1/2個
- セロリ 1本
- にんにく 2片
- 白ワイン 150cc(水でもOK)
- 水 100cc
- 胡椒 適量
- 粒マスタード 適量
作り方
塩漬けにした豚肉を使う事でぐっと旨みが増します。脂多めが好きな方はバラ肉でもOK。
煮込んでいる途中で水分がなくなると焦げ付いてしまうので注意!時々、チェックして、足りなければ水を足してくださいね!
- STEP01
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豚肩ロース肉に塩をすりこんでペーパータオルで包み、その上からラップをする。一晩〜4日冷蔵庫に置く。(できれば毎日ペーパータオルを取り替える。)
- STEP02
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キャベツは2〜3cmのざく切り、タマネギは薄切り、セロリは茎の部分を斜め薄切りにする。にんにくは薄切りにする。
- STEP03
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①の肉を5〜6cm角に切る。フライパンを熱し、油をしかずに強火で豚肉の表面を焼く。焼き色がついたら取り出す。
- STEP04
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鍋にキャベツの半量、タマネギ、セロリ、にんにくを敷く。
- STEP05
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焼いた豚肉を入れる。
- STEP06
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残りのキャベツで覆って、白ワインと水を入れて蓋をする。中火にかけ、沸騰したら弱火にする。
- STEP07
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1時間〜1時間半煮込む。途中、水分が足りなくなったら水を足す。塩豚の塩で充分味が出るが、足りなければ、塩で味を整え、胡椒をふる。粒マスタードを添える。
“塩豚とキャベツのトロトロ煮込み”に合うワイン
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赤
合う白
泡
ロゼ
オレンジ
これに合わせたいのは、辛口の白ワイン。
中でもリースリングがオススメ!!
煮込んだキャベツやタマネギの甘みとリースリングならではの果実感がとってもよく合います。
マスタードの酸味とワインの酸味もベストマッチ!
ドイツやアルザスではリースリングと一緒にこのような豚肉と野菜の煮込み料理を食べるんですよ♪
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フランス白辛口
ドメーヌ・アルベール・マン アルザス リースリング
アルザス屈指の造り手によるリースリング。レモンや柑橘系の果実、モモなどを想わせるふくよかな香りと、厚みのある口当たり。魚介類との相性も抜群です。
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オーストリア白やや辛口
ヴァイングート・シュロス・ゴベルスブルク ドメーネ・ゴベルスブルク リースリング
メロンや黄桃を想わせるふくよかなアロマ。酸味がしっかりとあり、フィニッシュには美しいミネラル感も感じられる。深みと華やかさのあるリースリング。
引き締まった綺麗な酸味が特徴で、料理と一緒に口にするとレモンなどの柑橘を絞って食べているような感覚に。マスタードの酸味とも好相性。柔らかい果実味と野菜の甘味もマッチします。
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オーストラリア白辛口
ローガン・ワインズ ウィマーラ リースリング
オレンジの皮やレモン、アイスティ。オレンジの花やバラのアロマ。ミネラル、成熟したライムやレモングラス、ほのかなリンゴやスパイスを感じます。長く引き締まった酸も印象的です。
華やかでスパイシーなアロマが、野菜の甘味やマスタードの風味と好相性。果実味のコクもあり、豚肉の旨味や野菜の甘味と寄り添います。
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イタリア白辛口
カンティーナ・ボルツァーノ サンタ・マッダレーナ シャルドネ
人気の北イタリアの白ワイン。白や黄色の繊細な花、フレッシュなパイナップルなどの南国フルーツの香り。新鮮な酸味とふくよかな果実味が心地よく口中に広がり、程よく厚みがあります。
北の産地ならではの酸味の効果で、料理と一緒に口にするとレモンなどの柑橘を絞って食べているような感覚に。マスタードの酸味とも好相性。優しい果実味はキャベツの甘味ともマッチ。
口コミ
まさに春を感じられる煮込み料理!豚を長く漬け込みと味が染みて美味しいです(^^)
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レシピ開発者
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料理家・ソムリエ
大橋 みちこソムリエ(JSA認定)
「世界のワインと日本の食のマリアージュ」をコンセプトに
日本の「旬食材」や「食文化」を活かした
ワインに合う料理のレシピを考案。
ワインを楽しむ料理教室「マリアージュキッチン」や
ワイン会「ノムリエの会」主宰。
著書「おうちでワイン 料理とワイン 組み合わせメソッド」
(ぴあ)
ブログ「365日ワインのつまみ」
大橋みちこホームページ「MICHIKO KITCHEN」
- 公開日 :
- 2015/04/10
- 更新日 :
- 2024/03/19
ふくよかで厚みあのある果実味が、煮込んで甘くなったキャベツやたまねぎの風味とマッチ。キリッとした酸味とマスタードの酸味も最高の相性です。