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泡 白野菜のおかず
そら豆とアンチョビバターのポテトサラダ
by 大橋 みちこ
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【材料 2人分】
- 新じゃが 2〜3個
- (約250g。普通のジャガイモでも)
- そら豆 5〜6本(15〜20粒)
- アンチョビ 3〜4切れ(15g)
- バター 20g(有塩)
- ディルなどのハーブ 適量(あれば)
- 粗びき黒胡椒 適量
作り方
新じゃがは皮が薄く食べやすいので、そのままほろ苦いアクセントとして。普通のジャガイモの場合は加熱した後むいてください。ディルやイタリアンパセリなど爽やかな香りのハーブをたっぷり散らすのがオススメです。
- STEP01
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新じゃがはタワシなどでよく洗い、皮ごと竹串がスッと通るくらいまで蒸すか茹でる(電子レンジを使用する場合は、1個ずつラップに包み100g当たり 600wで1分加熱)。
- STEP02
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そら豆はさやから取り出して、黒い部分と反対側と2箇所包丁で切れ目を入れる。鍋に湯を沸かして塩を加え2分半茹でて、薄皮もむく。
- STEP03
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アンチョビは適当にちぎる。バターも小さめに切っておく。
- STEP04
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新じゃがを熱いうちに手で割り(熱いのでペーパータオルで包みながらやるといい)、そら豆、アンチョビ、バター、粗びき黒胡椒と一緒にボウルに入れてさっと和える。器に盛り、お好みでディルなどのハーブを散らす。
“そら豆とアンチョビバターのポテトサラダ ”に合うワイン
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赤
合う白
合う泡
ロゼ
オレンジ
このサラダにオススメなのは、ソーヴィニヨン・ブランの白ワイン。
そら豆のほのかに青い香りと、ソーヴィニヨン・ブランならではの若芝のような爽快な香りを合わせます。ハーブを散らすとさらに好相性。ニューワールドのジューシーな味わいのものだと、果実の甘味がそら豆の甘味、新じゃがの甘味と寄り添い、且つ、アンチョビの塩気や新じゃがの皮のほろ苦さと中和する効果も。
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南アフリカ白辛口
スピアー・ワインズ スピアー ソーヴィニヨン・ブラン
新鮮なパッションフルーツや爽やかな柑橘果実を感じ、ハーブや若芝を想わせるスパイシーなアロマも魅力です。整った骨格と風味豊かな味わいの白ワインです。
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ニュージーランド白辛口
セレシン・エステイト モモ ソーヴィニヨン・ブラン
爽やかなパッションフルーツやレモン、花のアロマにミントを想わせるハーブ香が漂います。ミネラル香が奥行きを持たせ、綺麗な酸と程よいボリューム感を持つ白ワインです。
ミネラル感豊かで、アンチョビやバターの旨味とマッチ。爽やかな香りはそら豆やハーブの香りとも寄り添います。
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ニュージーランド白辛口
テ・カイランガ TK ソーヴィニヨン・ブラン
青リンゴやメロン、柑橘香が開き、魅惑的なシダのハーバルなノートと樽由来の要素がハーモニーを築きます。鮮度の高い引き締まった酸を持つ、ミディアムボディで長い余韻のワインです。
ワインの清々しい香りが、そら豆の香りやハーブの香りと好相性。ジューシーな果実味は新じゃがやそら豆の甘味ともマッチ。
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ニュージーランド白辛口
グリーンホフ・ヴィンヤード グリーンホフ リバー・ガーデン ソーヴィニヨン・ブラン
柑橘果実の花や柑橘類、パッションフルーツなどの様々な果実味に、イラクサなどのフレッシュな植物の印象を伴う魅力的なアロマと風味を持ちます。心地よい酸味と長い余韻も魅力です。
芳醇な果実味は新じゃがやそら豆の甘味、バターのコクとマッチ。爽やかな香りとハーブの香りも寄り添います。
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イタリア白辛口
カンティーネ・アウローラ エラ グリッロ オーガニック
蜜を含む甘い果実香にミカンの花のようなフローラル感。口に含むと、穏やかな酸からミネラルと果実味が膨らみをみせる。ボリュームがあり、大らかさを感じる白ワインです。
膨らみのある果実味は、新じゃがやそら豆の甘味、バターのコクと好相性。ミネラル感もあるので、アンチョビの旨味も引き立てます。
口コミ
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レシピ開発者
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料理家・ソムリエ
大橋 みちこソムリエ(JSA認定)
「世界のワインと日本の食のマリアージュ」をコンセプトに
日本の「旬食材」や「食文化」を活かした
ワインに合う料理のレシピを考案。
ワインを楽しむ料理教室「マリアージュキッチン」や
ワイン会「ノムリエの会」主宰。
著書「おうちでワイン 料理とワイン 組み合わせメソッド」
(ぴあ)
ブログ「365日ワインのつまみ」
大橋みちこホームページ「MICHIKO KITCHEN」
- 公開日 :
- 2021/05/14
- 更新日 :
- 2024/02/26
ワインにハーブや若芝のような清々しい香りがあり、そら豆やハーブの香りと好相性。キリッとした酸味で後味を引き締めてくれるペアリング。