レシピ作成者
-
-
大橋 みちこ
ワイン×料理研究家。
「世界のワインと日本の食のマリアージュ」をコンセプトに、日本の「旬食材」や「食文化」を活かした、ワインに合う料理のレシピを多数考案。ブログ「365日ワインのつまみ」にて発信。ワインを楽しむ料理教室「マリアージュキッチン」やワイン会「ノムリエの会」主宰。
今回はブリのカルパッチョ。
マヨネーズとポン酢とゴマ。
馴染みのあるこの調味料で美味しいカルパッチョソースができます。
ポイントになるのはケッパーの酸味。ゴマの香ばしさもコクになります。
マヨネーズの油分は魚の臭みをマスキングしてくれる効果もあるので、ワインに合わせるときは特に使えるアイテムですね♪
【材料 2〜3人分】
ブリ(刺身用) 180g
お好みの葉野菜 20g
(今回はわさび菜を使用。他の野菜でも)
塩 少々
[ソース]
マヨネーズ 大さじ2
ポン酢 大さじ1
いりごま 小さじ2(白と黒半々)
ケッパー 小さじ2
オリーブオイル 大さじ1/2
胡椒 適量
ごまをフライパンで乾煎りする。
ブリはさくの場合は、薄く切る。(ギリギリまで冷蔵庫に入れておく)
葉野菜は一口大にちぎる。
ケッパーは粗く刻み、ソースの材料を混ぜる。
お皿にブリを並べ、軽く塩をふる。上に葉野菜を盛り、ソースを回しかける。
ちょっと手間ですが、胡麻はフライパンで炒ると香りがぐっとよくなります。
たっぷり野菜を乗せてサラダ感覚で食べるのがおすすめ。今回はわさび菜を使いましたが、ルッコラとかベビーリーフ、クレソンなど何でもお好みのものを使ってください。
このレシピに合わせたいのは、軽めの赤ワイン。
ブリは、身の色が赤め。血合いの部分も多いので、白ワインを合わせると生臭さが出がち。
とは言え、濃い赤ワインだとブリの旨味を隠してしまうので、軽めの赤ワインがオススメです。
品種でいうとピノ・ノワールとか、海の近くで造られるワインとかがいい。
ポン酢やケッパーの酸味とワインの酸味も心地よく合います。
![]() |
クロ・デ・フ ピノ・ノワール スブソルム
![]() |
---|
![]() |
ビーニャ・バルディビエソ ヴァレー・セレクション ピノ・ノワール
![]() |
---|
程よいボリューム感が料理の味わいとマッチ。綺麗な酸味がソースの酸味と寄り添い、ブリの旨味をより一層引き立てます。
![]() |
マストロベラルディーノ ラクリマ・クリスティ・デル・ヴェスーヴィオ ロッソ
![]() |
---|
程よい酸味と綺麗な果実味は、ソースの酸味やブリの脂のコクとマッチ。スパイシーな香りがほのかに香り、胡椒とも合います。
![]() |
アラン・オベール シャトー・ド・リブボン
![]() |
---|
程よい果実のボリューム感が、ブリのコクとマッチ。ハーブのような清涼感が、ポン酢の爽やかな風味とも好相性。
ワイン×料理研究家。
「世界のワインと日本の食のマリアージュ」をコンセプトに、日本の「旬食材」や「食文化」を活かした、ワインに合う料理のレシピを多数考案。ブログ「365日ワインのつまみ」にて発信。ワインを楽しむ料理教室「マリアージュキッチン」やワイン会「ノムリエの会」主宰。
綺麗な酸味はポン酢やマヨネーズの酸味とマッチ。豊かな旨味がブリの旨味を引き立てます。