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ロゼ 赤魚介のおかず
ブリと春菊のカルパッチョ 熱々ガーリックオイル
by 大橋 みちこ
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【材料 2人分】
- ブリ(刺身用) 150g
- 春菊 2〜3本(約30g)
- ミョウガ 1個
- ニンニク 1片
- オリーブオイル 大さじ2
- 醤油 小さじ2
- 粒マスタード 小さじ1
- 粗びき黒胡椒 少々
- 塩 少々
作り方
ブリは温度が上がると臭みが出やすいので、並べたら冷蔵庫でしっかり冷やしておきましょう。春菊の茎はなるべく細かく切った方が食べやすい食感になります。
- STEP01
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ブリはさくの場合はそぎ切りにして、切れている場合はそのままお皿に並べ、ラップをして冷蔵庫で冷やす。
- STEP02
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春菊は葉と茎を分け、茎はなるべく薄く、葉は1cmの長さに切る。ミョウガは縦半分に切り斜め薄切りに、ニンニクはみじん切りにする。
- STEP03
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醤油とマスタードを混ぜておく。
- STEP04
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①の皿を冷蔵庫から出し、ブリに塩少々をふり、春菊とミョウガをのせ、③のタレをまわしかける。
- STEP05
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小さめのフライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかけ、ニンニクがこんがりするまで熱し、春菊の上全体にまわしかける。
“ブリと春菊のカルパッチョ 熱々ガーリックオイル”に合うワイン
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合う
赤
白
泡
合うロゼ
オレンジ
辛口のロゼか軽めの赤ワインを合わせるのがおすすめ。
ブリは白身よりも風味が強く、醤油のコクや春菊の香りの強さもあるので、ワインもコクがあったほうが合います。とはいえ赤の場合は魚の味わいを消してしまわないよう軽めで。
海の近くの産地のものやミネラル感が強いワインを選ぶと、ブリの旨味を受け止めます。
ワインの酸味と寄り添うマスタードの酸味がペアリングのポイントです。
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ブルガリア赤ミディアムボディ
ボロヴィッツァ コレクション ガムザ
ブルガリア北西部、セルビアとの国境近くで造られる土着品種ガムザの赤ワイン。赤い花のアロマに、摘みたてのイチゴやラズベリーを想わせるフレッシュで透明感のある味わい。
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ニュージーランド赤ミディアムボディ
テ・カイランガ TK ピノ・ノワール
木イチゴやプラムの甘酸っぱい香りと仄かに若木やキノコを感じます。シルキーなタンニンを持ち、新鮮なベリー系の果実とシダ類や塩味が余韻に現れるミディアムボディなワインです。
軽やかな果実味は醤油の風味や料理のボリューム感とバランス◉。ミネラル感もあるので、ブリの旨味を引き立てつつ、酸味とマスタードの酸味もマッチ。
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スペイン赤フルボディ
ボデガス・ビーニャス・デル・セニ ビリャーノ
古木で知られるワイナリーのリーズナブルクラスのテンプラニーリョ。飲みやすさの中に、凝縮した果実味を重視しています。
海の近くの産地だからこその旨味がブリの旨味を受け止めます。フレッシュな酸味とマスタードの酸味もマッチ。
口コミ
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レシピ開発者
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料理家・ソムリエ
大橋 みちこソムリエ(JSA認定)
「世界のワインと日本の食のマリアージュ」をコンセプトに
日本の「旬食材」や「食文化」を活かした
ワインに合う料理のレシピを考案。
ワインを楽しむ料理教室「マリアージュキッチン」や
ワイン会「ノムリエの会」主宰。
著書「おうちでワイン 料理とワイン 組み合わせメソッド」
(ぴあ)
ブログ「365日ワインのつまみ」
大橋みちこホームページ「MICHIKO KITCHEN」
- 公開日 :
- 2022/11/30
- 更新日 :
- 2022/11/30
チャーミングで軽やかな果実味は料理のボリューム感とぴったり。フレッシュな酸味とマスタードの酸味、春菊の爽快感もマッチ。