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白魚介のおかず
鯛と新じゃがのオーブン焼き
by 大橋 みちこ
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【材料 2〜3人分】
- 鯛 1尾(約400g)
- 新ジャガイモ 400g
- ニンニク 2片
- タイム 5〜6本
- 塩 小さじ1/2
- オリーブオイル 適量
- レモン 1個
- [a]
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩 小さじ1/2
- 粗挽き黒胡椒 適量
作り方
ジャガイモは薄めに。鯛の下に置くと火が通りにくいので鯛を置く部分はスペースを空けましょう。
フレッシュタイムが手に入らなければローズマリーや乾燥のローリエでも。
鯛はアラや切り身でも、その時に手に入るもので。
- STEP01
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鯛は鱗、内臓を取り除きよく洗う。塩少々(分量外)をまぶして10分置き、水気を拭き取る。
- STEP02
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ニンニクは1片は薄皮と芯を取り除いて潰す。1片はすりおろす。
- STEP03
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改めて①の鯛に塩小さじ1/2をまぶし、お腹の中にタイム2本と潰したニンニクを挟む。
- STEP04
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オーブンを200度に予熱する。
- STEP05
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新じゃがは皮をむき、3〜4mmの薄切りにして、水にさらして、水気をきる。耐熱の器に入れて、②のおろしニンニクと[a]をまぶす。
“鯛と新じゃがのオーブン焼き ”に合うワイン
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赤
合う白
泡
ロゼ
オレンジ
程よく果実味のコクと酸味がある辛口白ワインがおすすめ。果実味のコクは焼いたジャガイモの優しい甘味とマッチ。スッキリした酸味は料理に柑橘を絞ったような効果を。海の近くで作られるワインだと、その旨味が鯛の旨味も引き立ててくれます。
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イタリア白辛口
ピエロ・マンチーニ ヴェルメンティーノ・ディ・サルデーニャ
グレープフルーツ、洋ナシのような果実の香り。シナモンのような柑橘系の心地よい爽やかさ。ボリューム感があり、豊かなミネラルが味の構成を整えている。シャキッとした味わい。
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イタリア白辛口
テヌータ・サンアントニオ サンアントニオ ソアーヴェ フォンタナ
瑞々しい果実の香りが豊か。パイナップル、グレープフルーツのような甘酸っぱい印象。清涼感のあるフレーバーに、適度なボリューム感。綺麗な酸が口の中をリフレッシュしてくれます。
みずみずしい果実味がジャガイモの甘味と好相性。スッキリした酸味や清涼感は絞る柑橘と寄り添い、後味も爽やかに。
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南アフリカ白辛口
スピアー・ワインズ スピアー シャルドネ
トロピカルフルーツやグレープフルーツのアロマに程よいオーク香を持つシャルドネです。酸・果実味・ボリューム感と全ての要素がバランスよくまとまった、高級感を感じる1本です。
果実味のふくよかなコクが鯛の旨味やジャガイモの甘味とマッチ。爽やかな酸味は、料理に柑橘を絞ったような感覚に。ほのかなオーク香と焼き目の香ばしさも寄り添います。
口コミ
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レシピ開発者
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料理家・ソムリエ
大橋 みちこソムリエ(JSA認定)
「世界のワインと日本の食のマリアージュ」をコンセプトに
日本の「旬食材」や「食文化」を活かした
ワインに合う料理のレシピを考案。
ワインを楽しむ料理教室「マリアージュキッチン」や
ワイン会「ノムリエの会」主宰。
著書「おうちでワイン 料理とワイン 組み合わせメソッド」
(ぴあ)
ブログ「365日ワインのつまみ」
大橋みちこホームページ「MICHIKO KITCHEN」
- 公開日 :
- 2024/03/29
- 更新日 :
- 2024/03/30
豊かなミネラル感が鯛の旨味とマッチ。果実味のコクとジャガイモの優しい甘味も寄り添いつつ、しゃきっとした酸味は絞った柑橘の酸味とも相性抜群です。