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白 赤お肉のおかず
鶏肉のトマトクリーム煮
by 大橋 みちこ
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【材料 4人分】
- 鶏骨付ももぶつ切り 約800g(4本分)
- セロリ 1本
- タマネギ 1個
- ニンニク 2片
- タイム 2〜3本(乾燥タイム 小さじ1でも可)
- 小麦粉 適量
- トマトピューレ 150g
- 生クリーム 100cc
- 白ワイン 50cc
- 酢 75cc
- 水 150cc
- オリーブオイル 大さじ1/2 + 大さじ1/2
- 塩 適量
- 胡椒 適量
作り方
セロリをたっぷり使うのがポイント。お肉の臭みを消してくれるし、全体的に香りがよくなります。こんなにたっぷり使っても炒めて煮るので、セロリの嫌な青臭さは皆無です。
今回はトマトピューレを使いましたが、ホールトマトやカットトマトの缶詰を使ってもOK。その場合は、水は加えなくてOKです。
お肉は、ぶつ切りでなくて、モモ肉でもいいですよ。
- STEP01
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セロリは筋を取って斜め薄切りにする。
- STEP02
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タマネギは繊維を断ち切る方向に薄切りにする。ニンニクも芯を取ってうす切りにする。
- STEP03
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鶏肉は軽く塩胡椒をふり、小麦粉をまぶす。
- STEP04
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フライパンにオリーブオイル大さじ1/2を敷き、中火で焼き目をつける。焼けたら鍋にうつす。
- STEP05
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④のフライパンにオリーブオイル大さじ1/2を足し、ニンニクとセロリとタマネギを加えて弱めの中火でしんなりするまで炒め、鍋にうつす。
- STEP06
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鍋に酢を加えて中火で煮からめ、トマトピューレ、水、白ワイン、タイム、塩小さじ1を加えて20分煮る。生クリームも加えて10分煮たら、塩胡椒で味を整える。
“鶏肉のトマトクリーム煮”に合うワイン
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合う
赤
合う白
泡
ロゼ
オレンジ
このレシピに合わせたいのは、ボリューム感のあるしっかりめの白ワインか、ミディアムボディの赤ワイン。
鶏肉のボリューム感もあるし、トマトクリームもこってりしているので、白ワインを合わせるときは、それに負けないくらいの重めのものがいいです。南イタリアのしっかりめのものやニューワールドのシャルドネなどがオススメ。
赤ワインを合わせる時は、ミディアムボディくらいの軽すぎず重すぎずのものがオススメ。お肉料理とはいえ、白身の鶏肉だし、クリームだし、なので、料理の味を消してしまうような重すぎるものは避けたい。イタリアのサンジョベーゼとか、南イタリアの地品種がオススメです。
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イタリア赤フルボディ
サン・マルツァーノ イル・プーモ プリミティーヴォ
スミレ、チェリーやプラムなどのアロマにバニラやローズマリーなどのハーブのニュアンス。豊かな果実味、ソフトなタンニンとバランスの良さが魅力の飲み心地のよい赤ワインです。
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イタリア赤フルボディ
アジィエンダ・アグリコーラ・コンティ・ゼッカ ドンナ・マルツィア ネグロアマーロ
南イタリアの地ブドウ、ネグロアマーロ種主体のワインです。完熟したベリーやチェリーのアロマに溢れ、果実味がとても豊か。新鮮で適度なコクがあり、気軽に毎日楽しめるワインです。
南イタリアならではの完熟した果実味は、料理のボリューム感とマッチ。フレッシュな酸味はトマトの酸味と相性がよく、料理の味を引き立ててくれるワインです。
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アメリカ白辛口
アイアンストーン・ヴィンヤーズ アイアンストーン シャルドネ
個性豊かな風味のシャルドネ。清々しいレモンや軽快なトロピカルフルーツの香りを持ちます。クリーミーな質感と引き締まった酸の見事なバランスが楽しめる白ワインです。
トロピカルフルーツのような果実のコクは、トマトクリームのコクと好相性。全体のボリューム感は料理のボリューム感とマッチ。引き締まった酸味は、トマトの酸味ととても良く合います。
口コミ
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レシピ開発者
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料理家・ソムリエ
大橋 みちこソムリエ(JSA認定)
「世界のワインと日本の食のマリアージュ」をコンセプトに
日本の「旬食材」や「食文化」を活かした
ワインに合う料理のレシピを考案。
ワインを楽しむ料理教室「マリアージュキッチン」や
ワイン会「ノムリエの会」主宰。
著書「おうちでワイン 料理とワイン 組み合わせメソッド」
(ぴあ)
ブログ「365日ワインのつまみ」
大橋みちこホームページ「MICHIKO KITCHEN」
- 公開日 :
- 2016/04/29
- 更新日 :
- 2022/04/27
ジューシーな果実味は、トマトクリームのコクや軽やかな酸味と抜群の相性。程よいボリューム感と心地よい酸味は、料理全体のボリューム感と合い、絶妙なマリアージュ。