レシピ作成者
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大橋 みちこ
ワイン×料理研究家。
「世界のワインと日本の食のマリアージュ」をコンセプトに、日本の「旬食材」や「食文化」を活かした、ワインに合う料理のレシピを多数考案。ブログ「365日ワインのつまみ」にて発信。ワインを楽しむ料理教室「マリアージュキッチン」やワイン会「ノムリエの会」主宰。著書に「おうちでワイン 料理とワイン 組み合わせメソッド」(ぴあ)。
家でできるしっとり鶏ハム。
難しそうに見えますが、ラップで巻いてお鍋でじっくり火を入れるだけ、意外と簡単。
ソースは金柑と生姜と玉ねぎで。
金柑の香りやほろ苦さ、生姜のぴりりとした刺激が、ワインを誘う味わいに。
ぜひお試しください!
【材料 2人分】
鶏むね肉 1枚(約320g)
塩 小さじ2/3
砂糖 小さじ1/2
クミンパウダー 小さじ1/3
[ソース]
タマネギ 1/2個(約150g)
金柑 3個(約40g)
生姜 10g
オリーブオイル 大さじ1
白ワイン 50cc
水 50cc
白ワインビネガー 大さじ1/2
粒マスタード 大さじ1/2
胡椒 適量
鶏むね肉に包丁で切れ目を入れ、厚みが均等になるように開く。両面に塩小さじ2/3と砂糖をまぶし、ビニール袋に入れて冷蔵庫で一晩寝かせる(少なくとも1時間以上は寝かせる)。
大きめにカットしたラップを敷いて鶏肉を横長に置き、上下の真ん中になるくらいの場所にクミンパウダーを散らす。ラップに包んで巻き(太いと火が通りにくいので細めに)、キャンディーのように両端をむすぶ。
大きめの保温性の高い鍋に湯を沸かす。沸騰したら中火にかけたまま、④のラップに巻いた鶏肉を入れる。一瞬温度が下がるが、再び沸騰したら30秒そのまま茹で、火を止めて蓋をして1時間置く。鍋から取り出し、冷蔵庫か氷水で冷やす。
タマネギは皮をむき、1/4の大きさに切り、繊維に垂直に薄切りにする。耐熱の器に入れてラップをせずに600wのレンジで3〜4分加熱する。
生姜は皮をむき、千切りに、金柑は種を取り除き、薄い輪切りにする。
フライパンにオリーブオイル大さじ1を熱し、生姜を弱めの中火で炒める。香りが出たらタマネギも加えて塩ひとつまみをふり、しんなりするまで炒める。
白ワインを加えて一煮立ちさせたら、金柑と水を加えて弱火で5分煮る。白ワインビネガー、粒マスタード、醤油を加えて一混ぜしたら火を止める
③の鶏肉を1〜2cmの厚さに切り、ソースをのせる。
ソースに粒マスタードを加えることで、酸味と香りがプラスされて、ワインとの相性がさらによくなります。
ワイン×料理研究家。
「世界のワインと日本の食のマリアージュ」をコンセプトに、日本の「旬食材」や「食文化」を活かした、ワインに合う料理のレシピを多数考案。ブログ「365日ワインのつまみ」にて発信。ワインを楽しむ料理教室「マリアージュキッチン」やワイン会「ノムリエの会」主宰。著書に「おうちでワイン 料理とワイン 組み合わせメソッド」(ぴあ)。
ワインが持つオレンジのようなフレッシュな酸味、柑橘のような風味が金柑の味わいとベストマッチ。程よいボリューム感は鶏肉ともぴったり。