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プロによるワインに合うペアリングレシピ(料理・おつまみ)

鶏肉のトマトクリーム煮
by 大橋 みちこ

鶏肉を使った、白ワインにも赤ワインにも合う、トマトクリーム煮のレシピをご紹介!煮込み時間30分で、本格煮込み料理ができます♪

鶏肉のトマトクリーム煮

材料

  • 【材料 4人分】 
  • 鶏骨付ももぶつ切り   約800g(4本分)
  • セロリ         1本
  • タマネギ        1個
  • ニンニク        2片
  • タイム         2〜3本(乾燥タイム 小さじ1でも可)
  • 小麦粉         適量
  • トマトピューレ     150g
  • 生クリーム       100cc
  • 白ワイン        50cc
  • 酢           75cc
  • 水           150cc
  • オリーブオイル     大さじ1/2 + 大さじ1/2
  • 塩           適量
  • 胡椒          適量

作り方

セロリをたっぷり使うのがポイント。お肉の臭みを消してくれるし、全体的に香りがよくなります。こんなにたっぷり使っても炒めて煮るので、セロリの嫌な青臭さは皆無です。
今回はトマトピューレを使いましたが、ホールトマトやカットトマトの缶詰を使ってもOK。その場合は、水は加えなくてOKです。
お肉は、ぶつ切りでなくて、モモ肉でもいいですよ。
STEP1
セロリは筋を取って斜め薄切りにする。
STEP2
タマネギは繊維を断ち切る方向に薄切りにする。ニンニクも芯を取ってうす切りにする。
STEP3
鶏肉は軽く塩胡椒をふり、小麦粉をまぶす。
STEP4
フライパンにオリーブオイル大さじ1/2を敷き、中火で焼き目をつける。焼けたら鍋にうつす。
STEP5
④のフライパンにオリーブオイル大さじ1/2を足し、ニンニクとセロリとタマネギを加えて弱めの中火でしんなりするまで炒め、鍋にうつす。
STEP6
鍋に酢を加えて中火で煮からめ、トマトピューレ、水、白ワイン、タイム、塩小さじ1を加えて20分煮る。生クリームも加えて10分煮たら、塩胡椒で味を整える。

"鶏肉のトマトクリーム煮"に合うワイン


  • Red

  • White

  • Sparkling
  • ロゼ
    Rose
  • オレンジ
    Orange

このレシピに合わせたいのは、ボリューム感のあるしっかりめの白ワインか、ミディアムボディの赤ワイン。
鶏肉のボリューム感もあるし、トマトクリームもこってりしているので、白ワインを合わせるときは、それに負けないくらいの重めのものがいいです。南イタリアのしっかりめのものやニューワールドのシャルドネなどがオススメ。
赤ワインを合わせる時は、ミディアムボディくらいの軽すぎず重すぎずのものがオススメ。お肉料理とはいえ、白身の鶏肉だし、クリームだし、なので、料理の味を消してしまうような重すぎるものは避けたい。イタリアのサンジョベーゼとか、南イタリアの地品種がオススメです。

例えばこんなワイン

イル・プーモ プリミティーヴォイル・プーモ プリミティーヴォ
サン・マルツァーノ
イル・プーモ プリミティーヴォ
  • 国旗
  • デイリークラス
  • イタリア / プーリア
  • フルボディ 甘口
  • スティルワイン
ジューシーな果実味は、トマトクリームのコクや軽やかな酸味と抜群の相性。程よいボリューム感と心地よい酸味は、料理全体のボリューム感と合い、絶妙なマリアージュ。
ドンナ・マルツィア ネグロアマーロドンナ・マルツィア ネグロアマーロ
アジィエンダ・アグリコーラ・コンティ・ゼッカ
ドンナ・マルツィア ネグロアマーロ
  • 国旗
  • デイリークラス
  • イタリア / プーリア
  • フルボディ
  • スティルワイン
南イタリアならではの完熟した果実味は、料理のボリューム感とマッチ。フレッシュな酸味はトマトの酸味と相性がよく、料理の味を引き立ててくれるワインです。
カルドーラ シャルドネカルドーラ シャルドネ
カルドーラ
カルドーラ シャルドネ
  • 国旗
  • デイリークラス
  • イタリア / アブルッツォ
  • 辛口
  • スティルワイン
果実のボリューム感や樽の香りが、料理のボリューム感とマッチ。程よい酸味がトマトの酸味と心地よいマリアージュ。
アイアンストーン シャルドネアイアンストーン シャルドネ
アイアンストーン・ヴィンヤーズ
アイアンストーン シャルドネ
  • 国旗
  • カジュアルクラス
  • アメリカ / カリフォルニア
  • 辛口
  • スティルワイン
トロピカルフルーツのような果実のコクは、トマトクリームのコクと好相性。全体のボリューム感は料理のボリューム感とマッチ。引き締まった酸味は、トマトの酸味ととても良く合います。

ペアリングレシピ作成者

大橋 みちこ

大橋 みちこ

ワイン×料理研究家。
「世界のワインと日本の食のマリアージュ」をコンセプトに、日本の「旬食材」や「食文化」を活かした、ワインに合う料理のレシピを多数考案。ブログ「365日ワインのつまみ」にて発信。ワインを楽しむ料理教室「マリアージュキッチン」やワイン会「ノムリエの会」主宰。

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