-
-
赤お肉のおかず
牛すじとお豆の赤味噌トマト煮込み
by 大橋 みちこ
-
-
【材料 3〜4人分】
- 牛すじ 約350g(下ゆでしたもの)
- 玉ねぎ 1個
- にんじん 1/2本
- にんにく 1片
- オリーブオイル 大さじ1
- カットトマト缶 1個
- 赤ワイン 30cc(なければ水でOK)
- 水 100cc(牛すじを下ゆでした時のスープが残って入ればそれで)
- 固形ブイヨン 1個
- ローリエ 2枚
- 砂糖 大さじ1/2
- 赤味噌 大さじ1/2(なければ普通の味噌でOK)
- お好みの豆水煮 300g
- (缶詰でもレトルトでも。写真は大豆、レッドキドニー、ひよこ豆を使用)
- 塩 適量
- 胡椒 適量
作り方
赤味噌を入れることで旨味とコクが増し、手間をかけた味わいになります。
豆は水煮のものを使うと便利。色々な種類のものを売っているので、お好みのものを組み合わせてみてくださいね!
- STEP01
-
玉ねぎとにんじん、ニンニクはみじん切りにする。
- STEP02
-
鍋にオリーブオイルを熱し①を炒める。しんなりしたら、トマト缶、赤ワイン、水、ブイヨンを入れて煮立てる。
- STEP03
-
牛すじも加え、砂糖、赤味噌(スープで溶く)も入れて約1時間煮込む。
- STEP04
-
豆を入れてさらに30〜40分煮込み、塩胡椒で味を整える。
- STEP05
-
[牛すじの下ゆでの仕方]
鍋に牛すじとたっぷりの水を入れて強火にかけ沸騰したらアクを丁寧にすくう。4〜5分茹でたら、ざるにあげて、水でさっと洗う。鍋を洗って、もう一度、牛すじと水を入れて同じことをして、食べやすい大きさに切る。鍋に、ひたひたになるくらいの水とネギの青い部分、しょうがの薄切りを入れて、1時間〜1時間半ゆでる。
“牛すじとお豆の赤味噌トマト煮込み”に合うワイン
-
合う
赤
白
泡
ロゼ
オレンジ
料理のコクに合わせてボリューム感も程よくありつつ、トマトに合う酸味も持ち合わせた赤ワインがオススメ。赤味噌のまろやかさもあるので、暖かい産地の酸味の柔らかい味わいのものが特にオススメです。
-
-
イタリア赤フルボディ
カンティーネ・コローシ コローシ ネロ・ダーヴォラ
まるでブドウジュースさながら、非常にジューシーな果実味が特徴。カシスやブラックチェリーのような完熟した黒果実。滑らかなタンニンと綺麗な酸のバランスがよく、旨味たっぷり。
-
アメリカ赤ミディアムボディ
クーパー・マウンテン・ヴィンヤーズ ピノ・ノワール ウィラメット・ヴァレー
オレゴン産ピノとしては30年ほど前に植えられた古木をビオディナミ農法で栽培。ブルーベリーやスグリ、スミレの香りを持ち、ソフトなタンニンとスパイシーな味わいが特徴。
ピノの中でもジューシーでコクや厚みのあるタイプで、料理のボリューム感とマッチ。スパイシーさも胡椒と合います。
-
イタリア赤フルボディ
サン・マルツァーノ タロ ネグロアマーロ
カシスやブルーベリーなど溢れるベリー系のアロマに胡椒やバルサミコ、バニラのアクセント。柔らかく豊かな果実味にバランスの取れた酸とミネラル感。長い余韻が心地よく続きます。
柔らかく豊かな果実味と、赤味噌のコクや牛すじの旨味は相性抜群。
-
イタリア赤フルボディ
トッレヴェント ヴィーニャ・ペダーレ カステル・デル・モンテ ロッソ リゼルヴァ
ブルーベリーやプルーンなどの黒果実の豊かなアロマ、アフターに月桂樹やカルダモンなどの上質なスパイスを感じます。南イタリアらしい濃厚でストラクチャーがしっかりとした造り。
南イタリアらしい完熟果実味の風味が、赤味噌のコクや煮込んで丸みが出たトマトの風味とマッチ!
口コミ
もっと見る
レシピ開発者
-
料理家・ソムリエ
大橋 みちこソムリエ(JSA認定)
「世界のワインと日本の食のマリアージュ」をコンセプトに
日本の「旬食材」や「食文化」を活かした
ワインに合う料理のレシピを考案。
ワインを楽しむ料理教室「マリアージュキッチン」や
ワイン会「ノムリエの会」主宰。
著書「おうちでワイン 料理とワイン 組み合わせメソッド」
(ぴあ)
ブログ「365日ワインのつまみ」
大橋みちこホームページ「MICHIKO KITCHEN」
- 公開日 :
- 2020/09/15
- 更新日 :
- 2022/04/25
シチリアのジューシーで温かみのある果実味が、赤味噌のコクとマッチ。酸味も程よく、トマトの酸味とも合います。